18歳の女性ナンバーワン

18歳の女性ナンバーワン

男性のトッププロ、ベン・ジョンズ(25歳=米国)は絶対に覚えておくべき選手として紹介しました。
女性となると、この人をおいて他にはいません。そのベン・ジョンズともミックスダブルスを組むアンナ・リー・ウォーターズです。
2007年生まれの、まだ18歳の超超トッププレーヤーです。

「Pickleball Channel」動画より
2024年全米オープン・ピックルボール選手権、女子ダブルス決勝、母リーと組んで優勝
以下PPAの選手紹介。
12歳でプロ 141個の金メダル
アンナ・リー・ウォーターズ(Anna Leigh Waters)
2007年1月26日ペンシルベニア州生まれ。2017年ピックルボールに出会う。わずか10歳、初めて出場したトーナメントで女子ダブルスの金メダル獲得。2019年12歳で史上最年少プロに。同年年の全米オープン・ピックルボール選手権の女子ダブルスで母親と組んで優勝。14歳の時に初のトリプルクラウン獲得。15歳のときには、ダブルス、ミックス、シングルスすべてで世界ランク1位に。現在18歳。
最新ランクも女子ダブルス1位。ミックス1位。シングルス1位。
PPAツアーではダブルス46個、ミックス48個、シングルス47個の計141個の金メダル。
過去1年間、ダブルス85勝4敗、ミックス85勝2敗、シングルス58勝4敗。すごさが伝わるでしょうか。
ハリケーンで運命変わる
2017年9月、巨大ハリケーン「イルマ」が当時、ウォーターズが住んでいたフロリダ東海岸を襲いました。2週間停電になる大きな被害を受けた家族は、祖父の住むペンシルバニア州に突然、引っ越すことを決断しました。これがウォーターズの運命を大きく変えました。
祖父はこれまで、サッカーやテニス、時に友だちとプロレスごっこを楽しむ普通の10歳の少女だった彼女に、ピックルボールを教えたのです。
最初は断っていたそうですが、学校も休みですることもなく、あまりに退屈だったため、ウォーターズは公園に出向きました。最初は渋々だったのですが、一旦始めるとイッキにハマり、そのまま何時間もプレーしたそうです。
さらにその足で、新しい高級なパドルを、買いに行きました。それでも、プレーし過ぎで、あっという間に、そのパドルはダメになってしまったそうです(笑)。
「Randall Kaplan – In Search of Excellence」動画より
2024年12月、アメリカの有名企業家のインタビューに答えるウォーターズ。「本当はプロになった時、まだ11歳だったの」と笑う姿は、どこにでもいそうな普通の18歳だ。
激しい打ち合い 広告塔として
どちらかといえば、シニア向けのイメージもあったピックルボールですが、若きスター、ウォーターズが、激しく打ち合うスタイルを持ち込み、人気の爆発に一役買いました。
ピックルボールの魅力を発信する「広告塔」としても存分に働き、すでに推定純資産額は2024 年には 300 万ドル(4億4000万円)を超えたとも予測されています。
夢はピックルボールがオリンピックの正式種目となり、金メダルを取ること。米国のピックルボール人気をけん引するトップ・オブ・トップとして、彼女の名前だけは、ぜひ覚えておいてくださいね。
![]() | コートラインマーカーキット ピックルボール用ネットコート スイミングプール バスケットコート スポーツ活動 練習用 耐風スローダウンマーカー28本セット 価格:7277円 |
