サーブを選ぶかコートを選ぶか論争

サーブを選ぶかコートを選ぶか

ピックルボールではコイントスやジャンケンで最初のサーブ権をどちらにするか決めますよね。もしジャンケンに勝ち、選択権を得た場合、あなたはどちらを選びますか?
0-0ー2ゆえに
「無条件でサーブ」ですか? それとも「まずはリターンから」ですか? この「論争」は、しばしばサーブ権を争う競技では「勃発」しますが、ピックルボール界では、より白熱? するそうです。ピックルボールをしている方なら分かりますよね。
そう「0-0-2」(ゼロ ゼロ ツー)から始まる独特のルールが、より選ぶことを難しくさせるのです。
ピックルボールは、サーブ権がある方がポイントしたときだけ、得点が入る「サイドアウト制」です。そのため、サーブ権は通常2本ずつですが、有利不利の不均衡をなくすために、最初のサーブ権だけは1本と決められています。そのため「0対0」プラス、2番目のサーブを表す「ツー」から始めるという、アレです。
1万回の研究の結果は?
アメリカの大学の統計研究者が、実に面白い調査をしたという記事を見つけました。2人のピクルボール愛好家が、数学的なプログラムを構築し、なんと1万回もの試合のシミュレーションを行ったそうです。
結論としては、11ポイントを争う、試合では、最初にサーブするチームに有利な点がない。しかし、15ポイントを争う試合では、わずかに先にサーブの方が統計的に有利になると、結論づけているそうです。
ピックルボールでは大抵、11ポイントで争われますから、これはピックルボールのルール自体、非常に均等が取れていることの証拠ではないでしょうか? なんか先進的なスポーツに感じて、うれしくなってしまいますね。
一気呵成か?2回のサーブか?
改めて自らのサーブから始められる利点を考えてみましょう。よく言われるのが、「ピクルド」「ピクルス」を決められるかもしれない、というものです。テニスでいうベーグル、ダンゴ、という、相手に1点もあげず11-0で勝つという試合ですね。
相手の調子が上る前に先手を取れる可能性があります。確かにイッキに5ー0なんかにできれば、試合を有利に運べますよね。
ですが、いきなりミスした場合はどうでしょう。1回のサーブ権ですから、即座に相手にサーブは移ります。そして相手に権利は2回あります。最初の1回のサーブ権より、2度目の2回のサーブ権の方がいいというプレーヤーの主張の主な理由は、この点にあります。
コートを選ぶ意味
先の研究では、もう一つ、重要な結論が付記されているそうです。
コートの有利な側がある場合は、常に「不利な」側から始める、と。これは、サーブするかリターンするかを選択することよりも、重要であるとしています。
ピックルボールでは、サーブ権がなかった場合、コートを選択できます。風上や風下、太陽のまぶしさなどを踏まえて選ぶことができるのです。
3セット勝負で、1セットオールになった場合はどうでしょう? ポイントが合計6点になった時点で、再びコートチェンジします。このように、不利な状況からスタートすれば、最終セットの一番大事な終盤で、有利なコート側に立てる、ということですね。
ピックルボールのボールは、確かに他のボールより風の影響を受けやすいです。また屋外で戦うことも往々にしてあるスポーツです。
「無条件にサーブから」というプロもいれば、勝負どころで有利なコートに立つことを信じて耐えることを選ぶプロもいるようです。
一般プレーヤーの私には、あまり関係のない話ですが、「コート、こちらのサイドを選びます」なんて答えたら、「侮れない人」と思われる可能性もあるわけですね(笑)。
いつか試してみようと思う今日このごろです。最後にもう1度聞きますね。あなたはサーブを選びますか? それともコートサイドを選びますか?(笑)
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