ルールについて

意外と知らないサーブのルール

picklebouya
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試合で必要になるサーブの決まり

楽しくプレーしている分にはいいですが、いざ試合形式や大会に出るとなると、サービス時の細かいルールが気になりますよね? 練習中では、なかなか指摘されにくいところでもありますので、普段から自分で注意したいものです。

ピックルボールの基本ルールでも少しだけ触れましたが、復習の意味も込めて、どこまでがOKで何がフォルト(失敗)なのか、もう少し詳しくまとめたいと思います。

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フットフォルト

サーバーはボールを打つ時、少なくとも、どちらか片方の足を地面につかなければなりません。すなわちジャンプはダメということです。

足はサイドラインとセンターラインの仮想の延長線上の範囲内でかつベースラインより後ろにいる必要があります。サイドラインやセンターラインを、はみ出た位置から対角線上に打つのはダメ。当然ながら足はベースラインに触れてはいけません。

腰下から上に向かって弧を描く

サービスは「腰より下でボールをヒットし、かつ上向きの弧を描かねばなりません」とルールにあります。

腰のあたりというもの、すでに微妙なので、おヘソの位置が基準と考えましょう。

いわゆる「アンダーサーブ」のみOKです。オーバーヘッドはもちろん、上から下に向かってや横から打ってはいけません。

さらに手首が腰より下にあっても、パドル(テニスでいうラケット)の先端(ヘッド部分)が手首の最も高い部分より上がってると、イリーガルサーブ(違法なサーブ)となります。

この形になった時点で、上向きの弧を描くのは難しいですものね。スライス系やドロップ系のサーブを打つときに気をつけたいものです。

ちなみにバックハンドで打つのもOKです。

ワンバンさせるのは⭕️

テニスと違って1度ワンバウンドさせてから打つのことはOKです。誰でも簡単にプレーできるようにする、という競技趣旨に即しています。これを「ドロップサーブ」と言います。

ドロップする場合は、ボールを打つときにパドルを上向きの弧を描くように動かす必要はありません。また、ボールを腰の高さより低く打つ必要も、接触時にパドルのヘッドを手首の最も高い部分より低く保つ必要もありません。

ボールをドロップするときは、ベースラインより後ろにいなければなりませんが、ボールがバウンドする場所に関する制限はありません。

(前にバウンドさせすぎて、足がベースラインを越えてしまってはダメですよ)

ただし、ボールを自然とドロップすることしか許可されていません。打つ前にボールをコートに叩きつけて、高くはねさせるのはルール違反です。よって、自然と腰下で打つことになるので、ノーバンで打つ際にある規制はない、ということで納得ですね。

私も知りませんでしたが、打つ前に 1 回以上バウンドさせることもできるそうです。

ドロップサーブはノーバンで打つ「ボレーサーブ」より、比較的簡単であることから初心者向き、また回転がかけやすくなるという利点もあります。

ノンボレーゾーンを「越える」の意味

サーブは「ノンボレーゾーンを越えて対角線のサービスエリアに入れる」という規則なのですが、これも当初の私は知らなかったのですが、この規則イコール、ノンボレーゾーンのライン上に落ちた場合は、フォルトとなることです。オンラインはダメということです。

ボールのアウト、インの判定の場合は、オンラインは「イン」なので、勘違いしないでください。もう一つ! サーブ時でもサイドライン、ベースラインはオンラインOKです。あくまでサーブ時のノンボレーゾーンラインだけの例外です

「越えて」の規則に則って、オンラインは越えていないとされるということです。

サーバーやサイドを間違うと

ダブルスやミックスの場合は、サーブ権がある際には、第1サーバーと第2サーバーがいることを以前お伝えしました。

それを間違って打ってしまった場合、またサイドを間違った場合、いずれもフォルトになります。第1サーバーの場合は第2サーバーに移り、第2サーバーだった場合は、相手にサーブ権が移ります。

誰も気づかずポイントが完了してしまった場合も本来は無効となります。

とはいえ、レクリエーションの場合は、事前に「あれ違うんじゃない」の声掛けで済ました方が、「誰にでも優しい」ピックルボールらしいのではないでしょうか。

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ネットに当たっても入ればOK

ネットに当たってもサービスエリアに入れば、構いません。テニスでいうレットも、そのまま続けるよう、2021年からルール改正されました。

ただテニスではファースト、セカンドと2球あるのに対して、ピックルボールは1度のみです。サービス時にしか、得点が入らない「サイドアウト制」なので、失敗は結構ダメージありますよね(笑)。

ここまでで、もし知らない点があった方は、ぜひお気をつけて!

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ピックル坊や
ピックル坊や
勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信
ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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