ピックルの基礎知識

ピックルボール界のスター

ピックルボールのコートを上空から見た写真
picklebouya
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史上最高のピックルボーラー ベン・ジョンズ

スポーツを始めるのに、やはり憧れというのは大事ではないでしょうか? そんな意味でもピックルボール界のスーパー選手を紹介させていだきたいと思います。

テニスにゆかりのある男子のジャック・ソック(米国)、女子のウージニー・ブシャール(カナダ)らは、別の機会に譲るとして、やはり一番にあげるべきは、ピックルボール史上最高の選手と言われる男子のベン・ジョンズ選手(Ben Johns=Benjamin Ellingham Johns)でしょう。

1999年3月18日、米国メリーランド州生まれ。25歳。182 cm、右利き。

以下PPAの選手紹介。

108連勝 トリプルクラウン21度

アメリカで最も権威のあるプロリーグのPPA(Professional Pickleball Association)で、突出した成績を残してきました。2020年から、シングルス、ダブルス、混合ダブルスの全カテゴリーでほぼ世界ランキング1位を独占。

また女子のスター選手、アンナ・リー・ウォーターズ(Anna Leigh Waters=米国)と組んだ混合ダブルスでは2023年3月から2024年にかけて22大会連続で優勝しました。2023年85勝4敗、2024年97勝2敗!

シングルス、ダブルス、混合ダブルスすべてで金メダルを達成するトリプルクラウンを史上最多の21回。

PPAタイトル146個(ダブルス45、ミックス61、シングルス40

通算タイトル数は162個(ダブルス52、ミックス65、シングル45)

※2025年2月12日現在、どんどん増えていくので数字が違っていたら申し訳ありません(笑)

トリプルクラウンを達成したのは男子では他に1人だけ。タイトル数の2位は30個ほどだそうで、この圧倒的な差で強さの程度がわかってもらえるでしょうか?

PPA以前の2019年にはシングルス108連勝を記録しているそうです。

まさに最高のピックルボーラーとして疑う余地はないでしょう。

▶「Ben Johns」公式チャンネルより

巧みな戦術と、普通は攻撃できなさそうな、低い位置からのバッグハンドショットが武器。

▶「PPA」公式動画より

2025年1月 the Zimmer Biomet Masters ダブルス決勝

「ジョンズ兄弟」最後のダブルスとして注目された

▶「PPA」公式動画より

2024年 the Carvana Mesa Arizona Open ミックスとシングルス決勝

わずかな期間でトップに

ベンは子どものころは、テニスと卓球をプレー。兄コリンのテニスのトレーニングを手伝う存在でした。そのCollin Johnsは、ATPの世界ランク978位が最高のテニスのプロ選手でした。

ベンが初めてピックルボールをしたのは2016年。フロリダで休暇を過ごしていた17歳の時で、そのわずか数か月後に全米オープンピックルボール選手権の男子シングルスで5位になったそうです。

2017年に初タイトル、同年には3大会で優勝。2019年に男子初のトリプルクラウン達成。2021、2022年の全米オープンでもトリプルクラウン。あっという間に「最強伝説」を確固たるものにしました。

転換期に

とはいえ、ジョンズはさらなる飛躍を求めて転換期を迎えているようです。ミックスこそ1位を死守していますが、2025年2月現在、シングルスランキングは2位に後退。(フェデリコ・スタックスルド=アルゼンチンが1位です)。

ダブルスも4位。3年間、ダブルスは兄コリンと「ジョンズ」兄弟として、名を馳せてきましたが、2025年シーズンからはコンビ解消を発表。再結成に含みをもたせながらも、今後はガブリエル・タルディオ(ボリビア)やヘイデン・パトリキン(米国)と組むそうです。

▶「PickleballDotCom」動画より

ベンは7人兄弟の真ん中、インタビューしているのは、妹のハンナ ジョンズさんで、 PPA ツアーでレポーターをしているそうです。

ピックルボール関連の会社を立ち上げる実業家としても成功を収めています。それでも、まだまだ若い25歳。ピックルボール人気をここまで押し上げた先駆者として、まだまだ活躍が期待されます。

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信
ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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