戦術について

サードショットって何?

picklebouya
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経験者との差はどこに?

ゲームの流れ、カウント方法を覚えたら、次はやはり技術のことが気になってきますね。

ただピックルボールは30分あれば、ラリーができるようになると言われるほど、とっつきやすいスポーツです。

私はテニス経験者なので、ドライブは比較的、簡単に打てました。ですが、不思議なことにゲーム形式になると、ピックルボール経験者の方から、なかなかポイントが取れません。

なぜなのだろうと、考えました。そして気が付きました。経験者の方は、サーブを打った次のショットを、普通にドライブで打つのではなく、ノンボレーゾーンに入れることが多かったのです。

3球目は攻撃ではない

ダブルスの場合、私は、前に2人のプレーヤーが待ち構えているのに、必死にドライブで打ち込もうとしていました。いわゆるテニスや卓球の3球目攻撃のつもりですよね。

ですが、思い出しました。テニスとピックルボールの違い。そう、サーブとリターンの優位性の違いです。私が先にミスしたり、簡単に決められたりするのは、ここに原因があったのです。

まずはニュートラルに戻す必要があるのです。サーブの時に勝たないと、ポイントが入らない「サイドアウト制」である以上、なおさら、この3球目こそが非常に大事であることを知りました。

サードショットドロップとは

1ショット目がサーブ、2ショット目がリターン。そしてサーバー側が最初に打つショットが3ショット目。ここが大事、ここがゲームのカギを握ります。

これが「サードショット」と名称付けられています。

相手は前にいて、自分はリターンのため後ろにいます。この状況でドライブで普通に打つか、ドロップを打つか。つまり、ノンボレーゾーン=キッチンに落とすような返球にするか、選択することになる、わけです。

ロブも選択肢としてないことはありませんが、かなり厳しいことは、おわかりいけるでしょう。

どこに打つべきか

「USA PICKLEBALL」公式では、次のように初心者向けに「サードショット ドロップ」を紹介してくれています。

ハードヒットせずに、コンパクトにスイングし、スムーズに前に出ましょう。キッチン内の戦いに持ち込んで、対抗する戦術もありますよ、という教えです。

「USA PICKLEBALL」公式動画より

プレースメントする場所として

①弱い方のプレーヤーのバックにとらせる

②ネットが低く、サイドアウトのない、最も安全なキッチン真ん中にかえす

③レシーブ後前に出てくるのが遅れがちになるレシーバーサイドの足元を狙う

④距離の長いクロスを狙う

が紹介されていました。

セオリーは、やはりセンター付近を通してクロス方向、とにかく相手にワンショットで決めさせない場所に返球するということでしょうか。

相手のサービスが深かった場合、厳しい態勢でドライブを打っても、少しでも浮いてしまえば、簡単にやられてしまいますものね。

本当に初歩の初歩ですが、テニスや卓球から転向された方には、意識するべき「サードショット」の考え方でした。

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ピックル坊や
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勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信
ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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