ピックル雑学

全米でアガシが18歳女王と組む

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アメリカのピックルボール界でも今、最もホットな話題となっているのが、元テニスレジェンド、アンドレ・アガシ氏(54歳)がアンナ・リー・ウォーターズ(18歳)と組んで全米オープン・ピックルボール選手権に出場するというニュースです。

アンナ・リー・ウォーターズの凄さについてご存じない方は、以下をご覧ください。

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▶「agassi」公式インスタグラムより

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全米が注目

アガシ氏についてはご承知だと思いますが、少しだけおさらいします。

元世界ランク1位、4大大会優勝8度。ツアー優勝シングルス60勝。

完全に余談ですが、女優ブルック・シールズが元妻で、現在は元テニス女王シュテフィ・グラフと再婚し仲良くピックルボールをプレーしたりしています。

アメリカで知らない人はいないと言ってもいい超有名人です。

「the Pickleball Slam」などイベントには登場していましたが、今回は正真正銘プロの大会。毎年5万人が視聴するという世界最大と言って過言ではない大会に、いきなり「プロ」として復帰します。どうみても余興ではありません。

しかも、パートナーが絶対女王ウォーターズと、すべて注目される要素が詰まった話題といった感じです。

CNBCを始めとする主要テレビ局や、ニューヨーク・タイムズなどの王手メディアがこぞって報道しています。

▶「NBC News」動画より

▶「The Kitchen」動画より

ピックルボールとテニスのバックの違いについて楽しそうに語っています。

18歳からの誘い

この大会のミックスのパートナーがいなかったウォーターズから声をかけたそうです。

「アンドレの目標はピックルボールというスポーツを広めること。それは私にとっても大きな目標です。私たちが協力すれば、このスポーツを成長させる素晴らしい方法になると思いました

お誘いのきっかけはアガシ氏がYouTubeでプレーする姿を見て、だそう。

親子の年の差があるのに。ここらへんは、なんとも今どきの18歳ですね(笑)

アガシは冗談めかして言いました。

「彼女はたぶん勝ち続けることに飽き飽きしていて、それで僕に電話してプレーを申し込んできたんだ」

ただコンビの息はあっているようで、ウォーターズは次のように説明しました。

「私たちは2人とも、どちらかというとアグレッシブなところがあって、それがうまくいっていると思います」

体力面はともかく、元世界1位ですから、少なくともメンタル面は絶対的ですね。

注目ポイント

アガシが今のウォーターズと同じ18歳の時を振り返ってみます。

16歳でプロ転向し、18歳の年の1988年、全仏オープンと全米オープンで初の4強入り。世界ランク3位に上り詰め、知らない人が誰もいない存在となったときでした。

昨年300万ドル(4億3000万円)を稼いだと言われる

絶対女王ウォーターズの今の立場と、重なりますね。

テニスの元1位として、ピックルボール界にどこまで通用するのか。

54歳という年齢で、ピックルボール界のトップと渡り合えるのか。

26歳差のコンビで、絶対女王を勝たせられるのか。

われわれ一般プレーヤーとしても興味が尽きない点がたくさんあります。

GWの話題になってほしい

全米オープン・ピックルボール選手権は現地4月26日にフロリダ州ネイプルズで開幕。2人の第1戦は4月30日正午(日本時間5月1日午前1時)からに予定されています。勝ち上がれば、翌日以降も続きます。

アガシ氏らのコンビ発表と同じ頃、メジャーリーグ界ではドジャースのスター選手、ムーキー・ベッツがピックルボールにハマっていることを明かしました。直後、体への負担の大きさから、シーズン中のピックルボール禁止令を言い渡されましたが(笑)。

▶MLB公式インスタグラムより

ベッツが、同僚の大谷翔平がピックルボールをプレーすれば「間違いなくベストプレイヤーになる」と発言したことが、日本でも話題になりましたね。

あのアガシがプロ復帰戦で「全米制覇」となれば、日本でも、そこそこのニュースとなるではないでしょうか。

少なくとも簡単に優勝はできないでしょうが、ピックルボールを日本に広めたい身としても、注目したいと思っています。

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大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信
ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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