リセットを攻略しよう

リセットを攻略しよう

本当にうまいプレーヤーは「攻撃ではなく守備がうまい」という言葉を聞いたことはないでしょうか?
大阪から情報発信中の私「ピックル坊や」はテニス出身です。ドライブなどの攻撃は自信ありなのですが、どうも「リセット」と言われるブロックボレーがうまくいきません。
反応はできていると思うのですが、思ったところにコントロールできないことが多く、返ったとしても浮いてしまうことが多々あります。
その原因が判明したように感じるレッスンがあったのでシェアさせてください。
ブロッキング リセットのコツ
以下の動画では、ブロッキングの際、ポップアップと言われるボールを浮き上がらせてしまうミスを減らすための5つのコツをあげています。
ブロッキングの定義とは、キッチン付近、もしくはキッチンにボールを落とし、相手に低い位置で取ることを強いて、連続攻撃を避けるよう「リセット」するものです。
▶「PrimeTime Pickleball」動画より
正面はバックで取る
以前、右肘が上がる「チキンウイング」と呼ばれる形になると最も打つのが難しくなるとお伝えしました。

相手はあなたの左肩周辺や、フォアとの切り替えのちょうど境目になる右腰あたりを狙ってきます。体の正面に来たボールをフォアで取りに行ってしまうと相手の思うつぼです。
バランスを崩したり、大きな体の動きが必要になり、次への反応が遅れます。
体を半分にした状態の右側はフォアと思っている方も多いと思いますが、
右肘を右腰の近い付近に構え、その左側に来たボールは、すべてバックで処理する範囲です。
動きは最小限 後ろに下がらない
先ほどのバックで取って、自らの動きを最小限にすることにもつながりますが、どっしりした軸を安定させた構えから、最短距離で効率よくパドルを出してください。
オーバーアクションは不要です。後ろに後退する動きをしてしまわず、できる限り前でブロックします。
体 リストは柔らかく使う
相手から速い球を出されると、体を硬直させたように伸び上がってしまう人も多いですが、緊張状態を作ってはいけません。
体をリラックスした状態を保ち、腕やリストに力を入れず、ボールの勢いを殺すように、柔らかく吸収するような操作をする必要があります。
この後、パドル面を開きすぎない、カウンターできるタイミングと、そうじゃないタイミングを的確に判断する、と続くのですが、ここまで聞いてどうでしょうか?
それができれば苦労はしない、という感想を持ちませんか? 私は持ちました。よくある理屈は分かっていても、できないっていうヤツですね(笑)。
で、これならできる、というものを発見しました。
開きすぎるとは?
以前、ネットからの距離と、ボールのバウンドの高さによって、安全に打てるゾーンは変わってくるという話をさせていただきました。

そのことを、より具体的にイメージしやすくなる、ネットを超えるためのパドルの最低角度を示す数字を見つけました。
パドルテックの公式サイトより引用させていただきます。
▼以下リンク先
No More Pop-Ups! How to Keep the Ball Low in Pickleball – Paddletek Pickleball, LLC


あくまで理論上の話ですが、最低角度を超えるほどパドル面を開くと、ボールが浮き上がりすぎ、それだけボールのバウンドがポップアップしやすくなるということです。
地面に対して垂直の状態から、腰で打つ場合は1度地面側に傾ける。キッチンからかかと付近で打つ際は22度、それがベースライン付近からだと11度でいい、ということですね。
えっ? 私は、そんなに少しオープンにするだけでいいのという感想を持ちました。
ミスの原因は準備時のパドルの位置
次の動画では、なぜブロックしたボールがポップアップしたり、ネットミスしやすくなるのかの原因を突き止めたと、説明しています。
端的に言うならば、思いの外、パドルを上に構えすぎており、ボールのインパクト時に、上から下へチョップ気味に入って回転数が多くなりすぎているという指摘です。
実験ではノーマンズランドに男性が立ち強めに打たれたボールをリセットしようとします。
最初にパドルをセットした位置は胸より下のあたりですが、インパクトは腰よりやや下で迎えています。
▶「PrimeTime Pickleball」動画より
パドル面は、最初からボールの下に潜り込むようになっておらず、斜め上から下へ、線ではなく点でとらえる形になっています。タイミングが少しでもズレれば、即エラーにつながるというわけです。
加えて相手からのボールはやや打ち下げられてきていることを考慮しなければなりません。
膝を曲げ、パドルをおヘソよりもっと下に構える。
それを静かに前に出すだけで、ボールはかえる。
ミスは劇的に減った、としています。
できる限り接触点にパドルを近づける
もっとわかりやすく言うならば、
ボールとの接触点に、できる限りパドルの最初の位置を近づけるということです。
下の図の黄色いゾーンの位置を意識してください。そこの中心部にパドルを構えます。自らのポジションが下がるほど、膝を曲げ低く構え、パドルも下げる必要があります。
黄色のゾーンを超える軌道のボールはアウトとなる可能性が高いです。
それより下は、ネットに当たるはずです。

敵は時間
動画では、敵は、相手ではなく「時間だ」と明示してくれています。
ショットの出来うんぬんの前に
極限まで反応時間を確保し、パドル動作を減らすために、ボールが来るであろうところに構えるだけです。
チョップ気味に振り下ろさずとも、少しパドルを開くだけでボールはネットを超えるのです。
先ほどの最低角度の話に戻ると、くるぶし付近でも、22度以上傾けることに、合理性はないということですね。
あなたは、足元のボールを持ち上げようと、気がついたらパドル面が真上を向いていたなんてこと、ありませんか? そんなことしなくていいんです。
このことを理解し、実践することだけなら、できるような気がしませんか?
あとは体に染み込ませるだけ。って、そこが難しいのでしょうが、頭で理解しておいて損はない話だと思うのです。
![]() | CAWKAY ピックルボール 卓球 単独練習 部屋用 ポスターマット ウォールステッカー 壁紙 仮想対人 ソロトレーニング ディンクパッド 新品価格 |

![]() | [Dickly] 12x ピックルボール キーホルダー メタル キーリング ピックルボール オーナメント バッグ ペンダント 財布用, 混合ランダムカラー 新品価格 |
