保護メガネをかけるべき理由

picklebouya

皆さんは保護メガネ着けてプレーしていますか?

大阪から情報発信中の私「ピックル坊や」は先日、白内障の手術を受けました。術後、1カ月ほどして復帰した際、コーチから貸出できる保護用メガネの着用を勧められましたが、「大丈夫です」とお断りしてしまいました。

それが、実際にピックルボールでプレーする際、保護メガネが必要なのか、考えるきっかけになりました。

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ありますよねヒヤリの場面

次の動画の冒頭シーンだけでも見てください。キッチンでのディンク勝負になって、浮き上がってしまったボールを相手がジャンピングスマッシュ。ボールは短い距離のストレート側の人の右目付近を直撃してしまいます。

倒れ込んだ後、しばらくして、なぜか反対側の左目に青あざ風のペインティングをした人が現れ、ホッとしますが、これに似たシーン、あなたも直面したことがあるのではないでしょうか? 

私も実際に危なかったことがありますし、逆に、顔にぶつけそうになったこともあります。

▶「The Pickleball Pirates動画より

若き女王も着用

以前、ご紹介した女子不動のNo.1、アンナ・リー・ウォーターズ選手(18歳)はオシャレな色付きサングラスや、透明のメガネをかけてプレーすることで知られています。

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▶「Anna Leigh Waters」インスタグラムより

トッププレーヤーの「模範中の模範」としてよく取り上げられるため、てっきり保護メガネを率先して着けているのかと思っていましたが、きっかけは目が悪く、必要に迫られたためだったそうです。

トーナメントに出始めたころ、目が見えてないことに気づき、メガネを使用。「その後、競技がスピードアップするにつれて、メガネの恩恵がより強くなりました。目を保護し、ボールも見やすくしてくれるからです」と語っています。

最初の理由はともかく、パドルの進化で、ボールのスピードや回転数も上がっており、目の保護に関して危機意識を持つプレーヤーも多いようです。

本来メガネが必要なくても、保護メガネを着用するプロ選手は増えてきています。

実際に事故も

実際に事故も起こっています。女子テニスの元スターのウージニー・ブシャール選手は2024年12月、左目に眼帯をした痛々しい姿を公開し、目を負傷したことを明かしています。

練習中に自らのパートナーの打ったボールが、シャンクして目に当たり、緊急外来で角膜に傷がついていると診断されたそうです。

▶「Genie Bouchard」Xより

2023年にも、ジェシー・アーバイン選手が試合中に目にボールが当たり、その日の試合を棄権。翌日も脳震とう検査をクリアできず、トーナメントから棄権したというアクシデントがありました。今はメガネをかけてプレーしています。

短期間で回復した例ばかりではなく、ボールが当たったのが原因で網膜剥離を患い、手術と長期の回復を必要としたベテランプレーヤーもいます。

医学界からも警鐘

医学会からも警鐘を鳴らす声が高まっています。ピックルボールは目を保護してくれる眼窩よりも小さいため、直接目に当たって重大な損傷を引き起こす可能性があるそうです。

網膜剥離の家族歴のある人、60歳から70歳までの人、近視が強い人、レーシックなどで人工レンズを装着している人などには、特に強く保護メガネの着用を勧めています。

ラケットボール、スカッシュ、ラクロスといった他のスポーツでは、レベルに応じて様々な種類の保護眼鏡の着用が義務付けられています。しかしながら、そこに至るまで、何十年もかかり、その間に多くの悲惨な事故も起こっているそうです。

競技人口が爆発的に増え、高齢者の方もプレーする機会が多い新しいスポーツですから、ルールづくりより前に、問題意識だけでも早めに持ちたいものです。

テニスの何倍も当たる

考えてみてください。

テニスボールのように、眼窩を押し込むようにボールが食い込む危険性こそ少ないですが、「接触」の可能性は桁違いです。

テニスコートの3分の1しかない広さに4人が密集します。キッチンで向かい合う相手との距離はわずかに4メートル。

ブシャールのように、自分の真横からボールが飛んでくることもあれば、パートナーのパドルが当たることだって全然あり得ます。

当ててしまった相手の気持ちも思って

私が保護用メガネを拒んだ理由は「穴開きプラスチックだし大丈夫」という軽い気持ちと「レンズが曇ったりして見にくくなるから」という用具への不満からでした。

ですが、実際はたくさんのスタイリッシュで曇り止めも付いて視界良好に改良された保護グラスが販売されています。

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どうでしょう? なかなかスタイリッシュではないですか?

当てられた時の心配もありますが、

目の場合、当ててしまった人は、かなり心配なさると思います。

保護メガネ一つで、ほとんど解消される問題です。

相手の方の気持ちを考えても、自分が思い切ってプレーするためにも「安い買い物」と今は思っています。

さあ、アンナ・リー・ウォーターズ選手のように、格好良いメガネのプレーヤーと呼ばれようじゃ、ありませんか!

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ピックル坊や
ピックル坊や
勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信
ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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