ピックル雑学

ピックルボール沼の話

沼に浮かぶピックルボールのパドル
picklebouya

アメリカのサイトで試しに「pickleball addiction」と検索してみてください。実にたくさんの「笑い話」が出てきます。addiction(中毒、依存症)という言葉は少しどうかと思うので「沼」と日本語訳してみますが、それほど熱中するピックルボーラーが続出しているということでしょうね。

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あなたも当てはまりますか?

医者に止められてもピックルボールに行ってケガしたり、高いパドルを何本も購入し始めたり、深夜までピックルボール試合動画をYouTubeで見たり、ピックルボールの夢を見始めたり。

あなたはどの段階に当てはまりますか? なんてチェック表も出てきたりして。。。なかなか楽しいです。

ピックルボール中毒の兆候24選より

⑥ペットの魚に「ディンク」「ロブ」「トップスピン」と名付ける

⑩練習ができるように家具の配置を変える

⑯「キッチン」という言葉にピックルボールの「キッチン」と思って反応してしまう

㉒クリスマスツリーにピックルボールの飾りをつける

㉔上のいずれに該当しても自分はピックルボール依存症ではないと言い聞かせる

どれも「あるある」で爆笑してしまいました。

それほど本場では、ピックルボール沼を真顔で口にする人が多いようです。

まあ、そんな話も参考にしながらピックルボールにハマる理由を「ピックル坊や」なりに噛み砕いて考えてみました。

身体的要因

誰でも簡単にプレーできる

肉体的な当たりもなく、ボールを打った時の衝撃も小さいです。わずかな調整でパドルを動かすことで結果が大きく変わることもあります。これらが初心者でも最初から楽しくプレーできることにつながります。

たくさんの興奮ポイントがある

コートが小さく、ラリーも続きやすいため、たくさんボールを打つことができます。その分、ナイスショットも多くなります。刺激的な体験が何度もでき、アドレナリンが出る場面に、たくさん遭遇できます。

夢中になれる全身運動

健康寿命に役立つと言われるテニス同様、全身を使って運動します。パドルを振る上半身の運動。ボールを追いかける下半身の運動。ボールにコンタクトする協応動作。いずれもが脳を刺激し、身体に良い効果を与えていることを実感できます。楽しい気持ちに満たされているうちに大量の汗をかいています。カロリーも消化します。

社会的要因

世代を超えたつながり

上は80、90歳から下は7、8歳まで。共通の趣味を持った人とコート上で、気楽にプレーを楽しめます。20、30代が強いことが多いのでしょうが、それでも他のスポーツに比べれば、その優位性は絶対ではありません。テニスや卓球に比べれば、技術レベルの差が不穏な空気を生むなんてことも、圧倒的に少ないでしょう。

多くのクラブを抱えて遠くのゴルフ場にまで赴くゴルフや、大人数を集めなければならない野球、サッカー、バスケットボールに比べれば、圧倒的に手軽にプレーの場を設けられます。

ダブルスのチームワーク

老若男女問わず、ミックスダブルスを組むことも容易です。男女の差、世代の差を、これほど気にせず楽しめるスポーツは、他に見当たらないのではないでしょうか。

パートナーと息を合わせて、ナイスポイントを決めれば、どんな人とも心地よいパートナーシップが生まれます。テニスのように、うまいパートナーに気を使ってミスするたびにペコペコ謝っている方も、ほとんど見かけません。だって次のポイントでは、あなたが「ヒーロー」になっている可能性が全然あるのですから。

新しい人との出会い

新しいスポーツで、最近ピックルボールを始めた人が多い。その分、多くの新しい人とつながることができます。前日まで名前も顔も知らなかった人が、コートやコミュニティーやスクールに現れ、突然仲良くなるような、新鮮な出会いの機会が多くあります。

「ピックルボールの沼」にあなたもハマってますか?

あなたはどう思いますか?

なるほど、冷静に文字にして書き出してみると、「ピックルボール沼」にハマるのも、致し方ない、という結論に達してしまいますね(笑)。

ピックルボールになぜ打ち込むのかを真面目に研究した論文もあるようです。面白いことに健康や社会とのつながりを目的にしてプレーしている人より、試合に勝つことや、技術習得を目的にしている人のほうが、圧倒的に熱中する度合いが高いそうです。

ようは「上手くなりたい」という気持ちが、起こりやすいスポーツということでしょうか。シンプルで始めやすく、簡単そうに見えるのに、その戦略性はとても奥が深いということに気づくからでしょう。

ピックルボールをプレーしていると、脳からは「4大幸せホルモン」が、出ているそうです。やる気や幸福感を生む「ドーパミン」、精神を安定させる「セロトニン」、愛情ホルモンの「オキシトシン」、痛みを和らげる「β-エンドルフィン」。

周囲から「どうしてそんなにピックルボールに夢中なの?」と聞かれたら、すべてホルモンのせいにしてしまうか、上の説明の中から、いくつか選んで、丁寧に説明してあげてください。それが「沼仲間」を増やすことにつながります!(笑)

About Me
ピックル坊や
ピックル坊や
勝手に広めるンルン
大阪府生まれ。大学までテニス部。大阪から情報発信
ピックルに目覚め、ルンルン楽しく上手くなれるのか検証中
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